桜前線が北海道を横断しています
 心の癒しを求めて花見を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか

 そして、春の訪れとともに露地物のアスパラガスが登場するのも桜前線が通過した頃からで、昼間の太陽の光をいっぱい浴びて育った露地物のアスパラガスはやわらかく優しい甘さがいっぱいに詰まっていて美味しいですよね
20弾①


 ところで、日本で最初にアスパラガスの栽培・生産を行ったのは北海道の岩内町だったのをご存じでしたか
 岩内町は、アスパラガス産業の発祥の地と言われていて、道道66号線沿いにある岩内厚生病院の東側に「日本のアスパラガス発祥の地」と書かれた記念碑があるんですよ

 岩内町史によると、岩内町生まれで農学博士の下田喜久三さんが、東京薬学校(現・東京薬科大学)卒業後に地元で農家の化学肥料指導を行っていたそうです

 ところが1913(大正2)年、指導していた多くの農家が冷害の被害を受け、そのことがきっかけで、冷害にも耐え得る強い作物の研究と試作をし、1922(大正11)年に寒冷な風土に耐えて缶詰の原料にもなるアスパラガスの新品種「瑞洋」の育成に成功したとのこと

 また、その新品種のアスパラガスを40haの直営農場(現在の共和町)で栽培し、1924(大正13)年には岩内町に日本アスパラガス株式会社を設立して缶詰の生産を始めました。
 そのことが、東洋におけるアスパラガス産業の始めとなり、後にこれを記念して碑が建立されたとのことです
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岩内町様ホームページ掲載画像
 当時の主流は缶詰用のホワイトアスパラでしたが、今の主流はグリーンアスパラ。ホワイトより栄養価が高く、生産の手間もはぶけることから、9割以上がグリーンのようですね

 岩内町の「日本のアスパラガス発祥の地」の記念碑を一度ご覧になって、岩内町から始まって北海道各地で栽培された経緯をたどってみてはどうでしょう
アスパラガスの美味しさ倍増間違いなし

 さて、アスパラガスは、長さが25㎝くらいに伸びた柔らかい茎を早朝に収穫して出荷されています。新鮮さが命なので選別作業もスピーディーに行わなければならず大変

 そこで、弊社では、その選別作業の負担を軽減するための自動選別ラインの製作を行っていて、次のようなアスパラガスの計量選別機をJA十勝清水様、JA富良野様、JA門別様、JA美深様など複数のJA様に納入した実績がございます
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JA十勝清水様への弊社製アスパラ重量選別機の導入時テストの様子です。

次の製品も納入しています

20弾⑨
 また、弊社が扱う農産物向けの自動選別機や自動計量システムに関する動画を次のところでご紹介していますので参考としてください

農産物向け カメラ式形状選別機AKS-C5000-PK6R【旭川計量機株式会社】20弾⑩

半自動組合せ計量機TSD-N314WS-FP【大和製衡株式会社】

全自動組合せ計量機ADW-O-0314S【大和製衡株式会社】

 このように、弊社では生産ラインの管理や省力化、様々なニーズにお応えするための自動計量システムの提供に取り組んでおりますので是非ご用命を