3月に入ると御天道様(おてんとうさま)パワーを強く感じるようになり、雪解けも一気に進みました
 また、3月は、卒業、就職、転勤などの時期ですが、そのような状況にある方々へ一言。
 新天地での今後の益々のご活躍を心より祈念いたしております
 一人一人の頑張りが日本経済を良き方向に動かします。互いに頑張りましょう

 さて、今年も、新年度から計量行政機関(北海道、札幌市、旭川市、函館市、釧路市、小樽市、帯広市、苫小牧市、室蘭市)が事業所内の取引や証明行為に使用しているはかり(自動はかりを除く)を対象に実施する2年に一度の「特定計量器定期検査」が始まります(一部地域ではすでに始まっています。)

 この検査は、計量法の規定に基づき実施する検査で、取引や証明行為に使用しているはかりは必ず受検する義務がありますのでご確認ください
 
はかりドクター
 また、この件に関しては、各計量行政機関の定期検査担当者様から検査対象区域と検査時期等の周知がありましたので、次の一覧表のとおりお知らせいたします。検査日近くなりますと、その地域を所管する市役所又は町村役場のはかりの定期検査担当者様から事前調査や検査日時と受検場所等の案内があると思いますので、受検のご準備をお願いいたします

 また、計量法では、様々な事情でこれらのはかりを事業所から持ち出せないユーザー様や指定期日に受検できない事情のあるユーザー様のために、あらかじめ法定の定期検査に代わる検査(代検査)を行って法定検査を免除する制度があります
 弊社では、その代検査を行うことができる計量士が13名在籍しており、ユーザー様のご都合に合わせた日時と場所で検査に応じることが可能です是非ご検討ください
2024計量行政機関定期検査区域等一覧表

上記の一覧表につきましては、掲載欄の制約があるため字が小さくなってしまいました。ごめんなさい
 天眼鏡を用意するか画像をA4版以上に印刷して公示内容等をご確認ください

 また、新品の場合や修理検定を受けた場合は、検査が免除される場合もありますので、市町村のはかりの定期検査担当者様又は代検査を依頼した計量士にお尋ねください

 特に、弊社計量士にあっては、代検査に伺った際には取り換えが必要なはかりや自動はかりをはじめとする計量関連機器類の導入、計量管理方法等についてもご相談に応じておりますのでよろしくお願いいたします

 なお、ご参考までに北海道内で代検査を行える計量士一覧表を北海道計量検定所様のHPにリンクさせていただきました

 Time is money 代検査依頼をご検討の方は、担当営業マンまでお早めにご相談ください
 今回も最後までブログをお読みいただきありがとうございました
 春一番の吹く頃ですが、寒さが戻ることもありますので、体調には充分お気を付けてお過ごしください

 今年は、自動はかり(自動捕捉式はかり)の検定開始元年です
 そして、弊社は、3月10日に創立70周年目を迎えます人に例えると数え年で70歳
 これからも皆様の計量管理のお役に立てるよう頑張りますので、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます 

 さて、弊社の創立当時を知る人は少なくなりましたが、太平洋戦争終戦後の混乱と復興が一段落した1955(昭和30)年3月10日に創立した会社です
 創立時の社名は、「旭川度量衡器株式会社」で、関係する規制法の「度量衡法(明治24年法律 計量単位:尺貫法、ヤード・ポンド法、メートル法)」が「計量法(昭和26年法律 旧計量法 計量単位:メートル法)」に改正された頃でした。
 その頃までは、「計量器」を「度量衡器」と呼ぶことが一般的で、創立当時は下の風景画でも見られるように「さし、ます、はかり」の販売と修理を行っていました。
(さし=曲尺や鯨尺などの定規、ます=五合枡や一升枡などの計量枡、はかり=竿秤や上皿自動秤、台秤、カンカンと呼ばれたトラックスケールなどの様々な質量計)
42弾①

 その後、燃料も石炭から石油に変わり、オイル・ショックがあったものの、人々の暮らしが豊かに大きく変化してきた1973(昭和48)年に弊社も市場経済に合わせた事業の強化を行うとともに、社名を現在の「旭川計量機株式会社」に改称いたしました

 今年の3月10日で創立から数えて“70周年目”を迎えることができたのも、ひとえにユーザー様やメーカー様、関係行政機関や関係団体の皆様の支えがあってと深く感謝いたしております。誠にありがとうございました

 創立から現在までの70年の間には、計量に関する様々な出来事がありました。今後、このブログでご紹介しようと考えているところです
また、皆様からの掲載ネタの提供があれば掲載したいので是非お知らせください


 ところで~「創立」で思ったことなのですが、「日本の国の始まり」はいったいいつ頃だったのかなと
 2月11日の「建国記念の日」をあらためて考えることが無かったので調べてみました!・・・ご承知の方、興味のない方は読み飛ばしてください

 古事記や日本書紀では、日本の国の始まりを初代天皇(神武天皇)が即位なさった日の紀元前660年2月11日であるとされています。
 明治政府は、1873(明治5)年にその日を紀元(国が始まった日)と決めて「紀元節」に制定し、翌年から2月11日を「建国記念日」(祭日)としました。
 (祭日の定義:歴史的事実として日付が確定している日を記念する日)
42弾②

 明治維新以降の日本は、政治や経済、文化、外交などの様々な分野で変化や動乱を経験してきましたが、太平洋戦争に敗戦した1945(昭和20)年から7年間は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の占領下に置かれていました。
 その間、GHQは、日本の軍国主義復活を恐れて、皇室と神道のつながりを無くすという理由から1948(昭和23)年に祭日を廃止してしまったのでした。
 でも、日本が独立を回復した1952(昭和27)年頃から「紀元節」復活の機運が高まり、祝日法改正によって「建国をしのび、国を愛する心を養う。」という趣旨の国民の祝日として1959(昭和42)年から「建国記念の日」として祝うこととなりました。

(「建国記念日」から「建国記念の日」になった理由)
 1957(昭和32)年、自由民主党の衆議院議員らによる議員立法として「建国記念日制定に関する法案」が国会に提出されました。
 しかし、「神武天皇は、神話の中の人物で実在しない」という考えの人もいることを理由に当時の野党第一党である日本社会党が反対。
 その後、数度の廃案と再提案を経て「日付は確定していないが建国そのものを記念する日」と解釈できるように「の」を入れた「建国記念の日」(祝日)として9年後の1966(昭和41)年に祝日法改正案が成立した…という長くて深~い訳があったのです
42弾③

 さて、計量業界の新たな始まりといえば、計量法の規定に基づき今年4月1日からいよいよ取引・証明行為に使用するウエイトチェッカ(オートチェッカ)などの自動はかり(計量法で自動捕捉式はかりに区分されるはかり)の指定検定機関による検定が始まります
 お忘れの方は、このブログの第36弾 夏の風物詩と自動はかりに関するあれやこれや : Asahikawa-Scale Official Blogをもう一度ご覧になってください
42弾④

 計量法令の規定によりますと、ウエイトチェッカ(オートチェッカ)の検定制度の本格運用開始は2027(令和9)年4月1日からとなっているため、取引・証明行為に使用している全てのウエイトチェッカ(オートチェッカ)は、その前日の3月31日までに検定に合格しておかなければ、その後の取引・証明行為に使用できないとされています。
 また、指定検定機関によりますと、設置場所でのウエイトチェッカ(オートチェッカ)の検定に要する時間は、1台当たり2時間から4時間必要とされています。このため、検定官一人当たりの1日の検定処理台数は、午前1台、午後1台の2台としています。
 本格運用の開始までには、若干の時間的余裕はありますが、数多くの台数を保有する事業者様におかれましては、検定の前倒しや分散を考える、あるいは検定が不要なウエイトチェッカ(オートチェッカ)への入れ替えを検討するなど、対応方法を工夫することが必要になると思われます。

 なお、充填用自動はかり、コンベヤスケール及びホッパースケールに関しては、今後の国が行う実態調査に基づき検定対象範囲等の詳細が決定されます。
 詳細がわかり次第、本ブログでお知らせいたします

 また、この検定制度の実施に関する皆様方の様々な疑問や質問につきましては、弊社担当営業マンが窓口となり、サポート事業本部の計量検査管理部がお答えいたしますので、どうぞお気軽にお尋ねください

 今回も最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
 春一番の吹く頃ですが、寒さが戻ることもありますので、体調には充分お気を付けてお過ごしください


 新年あけましておめでとうございます。能登半島地震で被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。
タツノオトシゴイラスト
変わった見た目と生態 

こんにちは Hです。
 今年の干支は辰(=竜)。姿が竜に似ていることから名付けられたタツノオトシゴの生態はかなりユニークですね。繁殖に挑む水族館や、国内唯一の観光養殖場の活動をのぞいてみましょう
 
タツノオトシゴ


オスが育児嚢で卵をかえす

 全身を硬い骨板に覆われ、小さな管状の口。長い尾を絡めて、海藻やサンゴなどに体を固定する。とても魚の仲間には見えませんが、エラを使って呼吸する、れっきとした魚の仲間ですその見た目以上に独特なのは、繁殖活動ですオスのおなかの下には育児嚢と呼ばれる袋があり、メスはそこに数百から多い時には1000個以上の卵を産みますオスは、卵からふ化した小さな赤ちゃんを育て、成長すると外へはき出します。それはまるで夫婦で「子育てリレー」しているよう。自然界で生き残るために、このような進化を遂げたことが興味深いですね
   タツノオトシゴ2 タツノオトシゴ3
 

















 八景島シーパラダイスと三重県の伊勢シーパラダイス、沖縄の美ら海(ちゅらうみ)水族館が力を合わせているのは、タツノオトシゴの一種、クロウミウマの繁殖です絶滅危惧種に指定されている、クロウミウマを、自然から採取せずに繁殖させて展示することを目標において、適切な飼育・繁殖方法について情報交換を行っているそうです
  
タツノオトシゴ4
 伊勢シーパラダイスでは、ここで生まれ育ったオスが、沖縄の美ら海水族館から譲ってもらったメスとの繁殖活動も昨年10月には369匹の体長7ミリ程度の赤ちゃんが生まれたそうですよかったですねこちらでは、えさや換水方法などを試行錯誤中で、生存率を高めることを目標としているそうですさらにここでは飼育方法だけではなく、展示方法にも工夫を凝らしており、タツノオトシゴと触れ合える体験コーナーもあるそうです機会があれば行ってみたいですねそれでは
 最後までお読みいただき誠にありがとう御座いました
 
おまけ
辰年 どんな年(いろいろと説はありますが)
辰年は十二支の中で最も縁起の良い干支とされており、運気が上昇して夢が叶いやすい年と言われています
辰年の人は先見の明があり、人の先を行く人です。まわりには多くを語りませんが、スケールの大きな夢を持っています。マイペースでわが道を行く性格で、つかみどころのない人だと思われることが多いです活動的で行動力があり、人との出会いもたくさん経験します

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